引っ越しをする際に欠かせないのが、引っ越し屋さんです。
転勤による引っ越しを7回経験したPandaが利用した業者は3社です。
Pandaは断捨離が苦手なので、まずはどの業者さんに対しても感謝しかありません!
次の引っ越しまでには物を減らしたいです。
と、言う訳で、引っ越し業者さんを利用した引っ越しの流れをお話しします。
ちなみに、すべて家族用の引っ越しで、遠方のため、荷出しと荷入れが別の日の場合の引っ越しです。
遠方への引っ越しが初めての方は参考にして下さい。
引っ越し業者さんに引っ越しを頼んだ場合
Pandaがお世話になった引っ越し業者さんは、
西濃運輸の引っ越し部門、
中国トラック、
日本通運、
の3社です。
どの引っ越し業者さんにも共通するのは、引っ越し業者さんに引っ越しを依頼すると、まず、引っ越し先の住所や日時、必要な箱の数、電気工事などの打ち合わせなどをしてくれる担当者の方が決まります。
この担当の方が、実際に家に荷物のチェックに来ます。恥ずかしいかもしれませんが、家の中をくまなく見て回り、必要な段ボールの数や、梱包材を計算してくれます。
そして、冊子を見ながら、引っ越しまでの流れ、引っ越し時の貴重品の扱いや、梱包の注意事項などを説明してくれます。
高価なものには保険をかけますので、そういった物がないかも質問されます。
引っ越し業者さんを決める時に、数社に見積をもらって比較するのが金額的には明確に安く引っ越し出来ると思いますが、担当の方の態度等も、引っ越し業者さんを決める際にチェックして下さい。
ちなみに、引っ越しにかかる料金ですが、家族構成と荷物の量で違って来ますし、やはり大きいのが引っ越しの時期です。
春は特に、土日などは受け付けて貰えません。又は、かなり高額になります。少しでも安くしたいなら、閑散期の平日がおすすめです。
そして、気を付けないといけないのは、引っ越しは荷物の移動以外にも、電化製品の取り外し、取り付け工事にもお金がかかる事です。エアコンも取り付け取り外しで1万円から2万円はかかります。また、エアコンから出ているパイプも取り換えになる事も多く、プラス5,6千円追加でかかる場合もあります。
ネットも引っ越しの手数料が9000円ほどかかりました。
電気工事の予算も考えておかなければいけません。
ちなみに、エアコンの取り外し、取り付けは、自分で業者を探して安い所を見つける事が出来ますが、工事の日程の調整などは自分でしないといけないので、引っ越し業者さんを通して依頼すれば、日程調整などして貰え、取り外し後の梱包、運搬も任せられるので安心な面もあります。
引っ越しは、本当に何かと出費が伴います。
担当者が決まる。
担当の方に実際の荷物を見て見積を出してもらう
電気工事は別途料金が発生する
引っ越しの荷造り
引っ越し業者さんを決めると、段ボールやプチプチ、梱包材などを家に持って来てくれます。
梱包に関しては自分で用意する物はほとんどありません。
荷造りをスタートする前に絶対にしておく事があります。
それは、荷物の運び場所を決める事です。
引っ越し業者さんを決めた時にはすでに引っ越し先は決まっていると思いますので、部屋の数や位置も分かっている筈です。
「キッチン」や「リビング」だけでなく、例えば、「洋室1」「洋室2」など、部屋割を簡単に書いた紙を用意して、段ボールに詰めて、ガムテープで止めるとすぐに箱に分かるように運び入れる部屋を記入しておきます。
一度、箱に詰めると、どこに何があるのかさっぱり分からなくなりますので、簡単な内容物を書くと同時に、どの部屋に持って行くかを必ず書きましょう。
また、自分のためだけでなく、荷物を運んでくれる引っ越し業者さんのためにも、漏れなく書いておきましょう。
荷造りをしていると、思い出のアルバムや捨てれない雑貨が入った引き出しなどが目に入り、荷造り作業が止まってしまう事があります。どんどん、断捨離出来る性格ならよいですが、Pandaが断捨離下手なので、何度引っ越しを繰り返して大量のゴミを処分しても、次の引っ越しではまた荷物が増えていたりします。
引っ越しが決まったら、どれくらいの猶予があるか分かりませんが、とにかく、不用品を売ったり、物の処分を先に済ませてしまえば、残りをどんどん箱詰めするだけなので、荷造りがはかどります。
段ボールが足りなくなったり、梱包材が足りなければ、引っ越し業者さんの担当の方に言えば、すぐに手配して貰えます。
また、荷造りを引っ越し業者さんに頼む場合も、荷物の量を見て、担当の方が見積りを出してくれます。
小さいお子さんなどがいたら、ほぼ前日までいつも通りの生活が出来ますので、頼んでもいいかもしれません。
梱包材はガムテープを含めてすべて引っ越し業者さんが用意してくれる
引っ越し先のどの部屋に何をおくか決める
段ボールを閉じたらすぐに内容を書いて、運び入れる部屋を記入する
電化製品の取り外し
洗濯機やエアコンは引っ越し業者の担当の方が、引っ越しの前日より前に手配してくれます。
洗濯は引っ越しの前日か、前々日までに済ませておかなければいけません。
また、エアコンも引っ越しの前日より前に取り外し工事をしてもらう事が多いので、真夏の引っ越しは引っ越し前夜をどうするか考えておく必要があります。(近所であれば、実家に泊まるなど)
冷蔵庫も、引っ越しの前日の夜から電源を抜いておかなければいけません。
引っ越しが決まったら、冷凍庫の物も食べるなどして処分し、冷蔵庫の中も物もどんどん消費しておかなければいけません。
洗濯機、エアコンは前日より前に使えなくなる
冷蔵庫も前日の夜にはコンセントを抜く
引っ越し(荷出し)当日
引っ越しの当日は、すべての物が箱の中に入った状態になっておかなければいけません。
引っ越し業者の方が到着すると、まずはリーダーの方がご挨拶されます。
そして、段ボールの運び出しから始めていきます。
段ボールをすべて運び終わると、家具を丁寧に毛布などにくるんで運び出してくれます。
ちなみに、Pandaはこれまで家族用の引っ越しだったので作業の方が5人くらいはいましたが、チームの雰囲気は、リーダーさんの性格などでいろいろ違いがありました。
リーダーさんが陽気な方で、和気あいあいな雰囲気もあれば、真面目な印象のリーダーさんもいらっしゃいます。
ですが、どのチームでも、リーダーになる方は、荷物の運び方から、動線の指示まで本当にプロの仕事を見せてくれます。
荷物は大型の家具を除いて、すべて箱に入れて運びます。Pandaは引っ越しの半数を一人で対応して来たため、最後の入れ漏れなども、かなり業者の人に助けてもらいました。
荷物にはすべて番号のシールが貼られ、複写の書類に記載されて、荷物を出し終えると、その書類にサインをして、複写の1枚を受け取って、荷出しは終了となります。
荷出しの当日までにすべての荷物を段ボールに入れる
引っ越し(荷入れ)当日
転勤による引っ越しだったので、遠方がほとんどなので、荷入れは翌日になる事がほとんどでした。
遠方の場合は、荷出しの時の作業員さんチームと荷入れの時の作業員さんチームは違う方が担当となります。
荷入れはまず、大物の家具から運び入れます。
その時に、家具の配置をあらかじめ決めておいて、すぐ答えられるようにしておくスムーズに作業が進みます。
ですが、実際に家の中に家具を運んで初めて、雰囲気などが分かる場合もありますので、家具の位置や向きなど仮置きしてすぐなら動かしてもらえます。
大きな家具を全部入れ終えたら、段ボールを運び入れます。
荷入れは、時間的にも荷出しよりも早く終わります。
家具の配置について質問されるので、あらかじめ位置を決めておく
実際に置いてみてからの変更はすぐにお願いする
引っ越し業者さんへの心づけはや差し入れは?
実は、今回の記事を書くにあたり、心づけの事や差し入れの事を調べてみました。
必要ないと言う人が半数を占める一方で、心づけをする方はそれが当たり前のように思われているようですね。
また、昔よりも、心づけはやらない傾向になって来ているようです。
もし、心づけをしようと思う方は、一人あたり1000円が相場で、当日何人の方が来るか分からないので、多目に(5~6人分)用意しておいた方がよいようです。
心づけは一人分ずつポチ袋に入れて、当日、作業が始まる前に皆がいる所で、リーダーに渡します。
心づけはあくまでこちらの気持ちだから、作業をきちっとするのは当たり前で、終わってから渡すと言う意見もありましたが、もし自分が引っ越しの作業の仕事をするなら、作業前に頂いたほうがテンションが少し上がりそうな気がします。
差し入れについても、3000円ほどをリーダーの方に「これで飲み物でも買って下さい」と言って渡してもいいですし、
Pandaは差し入れ派で、一人あたり2~3本行き渡るように飲み物を差し入れています。
作業の合間に休憩を取られますので、その頃合いを見計らって、
アクエリアスなどの水分補給系と、コーラなどの炭酸系、お茶とコーヒーといった感じで、選べるようにして用意しています。
若い男の方などはコーラなど炭酸系は喜ばれますよ。
心づけや差し入れは、これと言った決まりはないですし、安くはない引っ越し代金を払っていますので、絶対しないといけない訳ではないですが、少しでも感謝の気持ちを伝えられるとお互い気持ちがいいかもしれません。
基本はしなくてもよい
気持ちを渡したい場合は、
*一人あたり1000円をポチ袋に入れて、リーダーに渡す
*数千円を「飲み物代として」リーダーに渡す
*全員に行きわたるように飲み物を用意する
引っ越し業者さんとのトラブル
これまで7回の引っ越しで、引っ越し業者さんとのトラブルというのは経験した事はありません。
が、やはり、大量の家財道具を一度に移動し、建物の中に運び入れ‥という作業は、どんなに丁寧に梱包してくれても、全くの無傷という訳にはいきません。
過去の経験では、嫁入り道具の一つだったタンスに傷が付きました。
また、傘のある照明器具も割れた事があります。
照明器具については弁償してくれて、後日現金での保障をして貰えました。
あと、量販店で1000円ちょっとで売っているカラーボックスが破損してしまった時は、安かったのもあって、弁償などはなしにしました。
リーダーの方がチームの皆に「許して貰いました!」と明るく報告して、チームの方にも「ありがとうございました!」と言われました。
おそらく、作業における破損は、引っ越し業者さんにとっては、自分自身やチームの評価につながるのでしょうね。
荷物の数は、すべてナンバーをふって、書類に記載しているので、荷物の紛失などにもかなり神経を使ってくれているのが分かります。
と、言う訳で、物の破損や傷の可能性はゼロではないですが、大きなトラブルは全く経験した事もありませんし、転勤族の社宅の奥様がたからも話を聞いたことがありません。
高額な物には保険がかけられる
無傷で運んでくれるが、引っ越しを重ねると多少の傷は仕方ない
ペットは運んで貰えるの?
残念ながら、過去の引っ越しで、ペットは運んでもらえませんでした。
犬や猫なら、運んで貰えないのは当然だと思いますよね。
それ以外にも、金魚なども運んで貰えません。
ちなみに、カブトムシなどの成虫でなく、土に完全にもぐった幼虫の状態でも、運んで貰えません。
Pandaは、引っ越し業者の担当の方に、カブトムシの幼虫の入った透明ケースを指さして、
「あれも運んでもらえますか?」
と尋ねると、
「大丈夫です。ですが、中の土と幼虫は空にして下さいね」
と言われました。
真面目な方で、決して冗談ではありません。
と、いうわけで生き物は自分たちで運ぶ必要があります。
犬、猫はもちろん、
金魚、小動物、虫などもすべて運んでもらえません
引っ越し後の段ボールはどうするの?
引っ越しが無事終わり、段ボールをどんどん開けて新しい生活ができるようにして行きますよね。
そこで大量の空の段ボールが積みあがって、部屋を占領してめちゃくちゃ邪魔になります。
でも、安心して下さい。空の段ボール、梱包材などはすべて無料で回収して貰えます。
回収も、希望の日時を指定出来ます。
ただし、無料回収は1度だけでした。(これは引っ越し業者さんによって、違いがあるかもしれません)
後日、無料で回収してもらえます(2回目からの回収は料金がかかる事があります)
引っ越しは大変
7回引っ越して思うのは、引っ越しは本当に大変です。
慣れるどころか、数年おきの7回の引っ越しだと、こっちも年齢を重ねていきますので、ますます大変です。
Pandaはもう、引っ越しもこりごりだし、子供の事を思うと、ここからまた転校させるのは可哀そうで仕方ないですが、でも、同じ土地の同じ場所・家で過ごすのもなんだか、飽きて、そこに死ぬまで定着すると思うと、また寂しいんですよね。
引っ越し¨、本当に大変で、2度としたくはないのですが、定住も寂しい。
おそるべし、引っ越し体質になっているようです。