Pandaの旦那はブラック企業で働いています。
と言っても、同じ会社で働く人全員が大変な訳でもなく、そこには運も大きく作用しています。
多分…、旦那は貧乏くじを引いていると思います。
本人も可哀そうだし、Pandaの家庭も影響を受けています。
責任感が強く、真面目で、それでいてうつ病にならずに頑張れてしまうサラリーマンがどうなっていくのか、同じだ！と思う方もいれば、怖いな…と感じる人もいると思いますが、ブラック企業で頑張り続けるとこうなると言う一例です。
ブラック企業から逃げるチャンスを逃すな！
旦那が大学を卒業する前にバブルは崩壊し、就職は買い手市場になりました。
とは言え、そこそこの大学で真面目に頑張って来た旦那は、そこそこの保険・金融系の会社に就職が決まりました。金融系を選んだのは給与がいいからです。
ですが、親の病気が発覚し、東京の就職先を蹴って地元に戻りました。採用試験はほとんど終わっていましたが、地元で残っていた数か所に応募し、地元の安定企業に就職が決まりました。
20代の頃は、もちろん慣れない仕事は大変でした。
Pandaと出会った頃も、今の会社の事を旦那は嫌いでした。
なので、公務員試験の勉強をして試験を受けたり（これは落ちました）、他の会社に転職活動をしていました。
そんな時、日本全国誰もが知る会社に採用が決まりました。今思えば、ここが人生の分岐点だった気がします。
しかし、その会社は業種が「小売業」だったため、古い価値観をもった旦那の母親が、「何のために大学を出たのか」と猛反対、その上旦那の父親の体調も悪く、親元を離れられず旦那はその転職を諦めました。
「小売業」と言えども、業界ナンバー１です。地方の企業と比べようもありませんが、古い世代の印象はそうなのでしょう。
その後、仕事が楽しいと感じられる事も増え、気持ちも決まり、結婚する事になりました。
年齢も重ね、給与が上がり逃れられなくなる
20代ならまだまだ転職のチャンスもありましたが、30代になり、次第に求人は減って行きます。が、まだまだ逃げるチャンスはあったはずです。
そんな中、転勤を経るごとに給与も徐々に上がり始めます。
この流れの中、もし彼が、彼の会社の8割、9割がそうであるように、同じ職種の中で支店が違うと言うだけの転勤なら、きっと今ほど疲弊しなかったでしょう。
旦那は転勤＋引っ越しに加えて、
支店→本部→支店→本部
といった、異動を繰り返します。
支店での仕事は場所が変わるだけで、やる事は同じですが、支店と本部は全く仕事が違います。
まるで転職をしたくらいの差です。
本部から支店に戻ると、現場の仕事を一から覚えなおしの作業が必要です。
同じ会社でも、異動も自宅や、社宅から通える状況が続き、Pandaと同じ頃に結婚しても、一度も引っ越しをしていない社員もいます。
それにパワハラも横行し、きちんとした企業とは思えない罵詈雑言が飛び交う会社です。
実際、旦那が行った部署では、旦那の後任は自殺をして亡くなりました。
旦那はだんだん疲弊して行き、土日は朝からお酒を飲むようになります。
子供が生まれても、土日に気分転換して遊びに行く事もなく、家事、育児、すべてPandaのワンオペでした。
ですが、社内で出世だけはして行き、給与は上がっているので、辞めにくくなって行きます。
給与はいいのに、お金が貯まらない
仕事であまりにストレスが多く、一月起きに、どこか旅行がしたい！それを目指して頑張る！と旦那は言います。
Pandaはお金もかかるし、本心は行きたくないですが、旦那が稼いだお金だし、それで頑張れるなら…と思い、ちょこちょこと旅行に行きました。
また、体力、気力を保つために3種類くらいのサプリが必要で、お酒も発泡酒でなくビールを飲み、焼酎には高い瓶のレモンが必要で、働くためにまたお金がかかります。
それに引っ越しがあるので、会社で出る以外の追加の電化製品の設定やネットの移動、前後数日のコンビニ生活など、見えないお金が2年おきに発生し、世間一般から見て多少は良いお給料と言っても、あっと言う間にお金はなくなります。
こうして、年収の割に貯金が増えず、旦那はビールや旅行など、形が残らない物にお金を費やすので、贅沢をしている事に気づかず、貯金が増えないと言うストレスもかかえるようになります。
会社批判と愚痴以外の話題がない
テレビを見て、面白いね。
とか、子供の可愛い成長や言動で大笑いしたり…、Pandaはそういう生活を送りたいと思っています。
が、仕事から帰った旦那の話題は、100％会社に対する愚痴と自分にパワハラする上司への恨み。
上司は仕方ないにしても、同じくらいの立場のぎゃんぎゃん言ってくる人たちには強く出たら？と言えば、私たちを養わなければいけないから言えない。
転職活動したら？と言えば、「そんなのは大嫌いだ！自分だから来て欲しいと言う所で働いて、かわいがってもらいたい」
病気でも2年間の休業が出来るので（福利厚生はしっかりしています）、心療内科で診断書もらって、少し休めば？と言っても絶対に病院にはいかず、お酒を飲んで土日は過ぎ、
唯一、取引先で行きたい会社はあるけど、そこに行くと決めつつも、なかなか挨拶も出来ずにいます。ちなみに、この会社はPandaの実家からも遠く、一生そこに住まないといけなくて、給与も半分以下。子供もまた転校です。
私たちにはデメリットしかないけど、旦那が元気になってくれると言うメリットを一番に、反対は一切していません。
それでも動けない旦那。
心が疲れ切っている旦那は、今の状況がこんなにも辛いのに、辞めるパワーや勇気がないのです。
会社を辞める勇気
Pandaには、会社を辞めれるように背中を押してくれ！と言われますが、もし、上手くいかない場合は、あの時「行け」と背中を押したからだと、Pandaの責任にされるので、Pandaは反対もしないし、引っ越し先の賃貸を調べたり、行動はしているけど、あえて「行け！行け！」とは言いません。
ここまで書くとひどい旦那のようですが、本当に責任感も強く、部下にかかる迷惑、周りを裏切りような罪悪感、いろんな事にがんじがらめになって可哀そうです。
ですが、最後の決断は自分でしてもらいたい。
そう思うのは間違いでしょうか？
会社以外にも生きる道はあるのに
今回の転勤で支店→本部 となり、出世もしました。
年収も上がりました。一時期は本人も喜んで、周りにも祝福されましたが、結局、今の会社の社風や雰囲気はどこでも同じです。
旦那は急速に疲れ、疲弊しきっています。
Pandaも、もっと早く、余裕があるうちに旦那の仕事以外のキャッシュポイントを意識した生き方をすればよかったと後悔しています。
と同時に、今の会社以外にも生き方はいくらでもあるのに…と感じています。
Pandaは、出産子育て中の7年間以外はずっといろんな土地で仕事をしてきました。
世の中にはいろんな仕事が存在します。いろんな人もいます。
そして、昔と違ってネットという存在があります。
旦那はＦＸなどの投資で財をなす事は肯定していますが、キャッシュポイントや副業と言う観念をあまり持っていません。
世間的には年収5％の中に入り、肩書も持っていて、真面目に毎朝仕事に行き、休日出勤もして、Pandaは頭が下がり、尊敬もしていますが、その自分を維持するために、自由な時間はお酒と愚痴と言う負のエネルギーだけで生きています。
ブラック企業で頑張り続けるとこうなるのだ…。
Pandaは正社員になって立場を変わってもいいと思っていますが、本人が来月田舎に引っ越すと言っているので、結局短期のバイトにしか就けません。
負の中に希望がある
ですが、この究極のマイナス状態の旦那を救いたいと言う気持ちがPandaのモチベーションにとても影響を与えています。
これまでは、旦那がある程度の夢を会社の中に見出し頑張っていました。PandaはPandaで夢を持っています。と同時に旦那が目指す物ならば、それを支えたいと言う思いでずっと頑張って来ました。
転勤も引っ越しも、そのために耐えてきたのです。
もちろん、引っ越しで大変素敵な出会いもありました。同じ土地にいたら出会えない事や人や場所との出会い。
これは、Pandaの中で、決してマイナスではありません。
ですが、旦那がわずかに持っていた今の会社への希望を失った今、もう、Pandaも、旦那を通して、今の会社の呪縛に縛られるのは止めようと思いました。
Pandaは自分が望む場所で生活がしたい。
それが、今の一番の希望なのです。
では、どうすればいいのか？
自分で言うのもおかしいですが、Pandaはこれまで大変人間関係に恵まれた人生でしたので、今のバイト先でもまたもや素敵な出会いがあり、体が慣れ、子供がもう一息成長したら、正社員でやっていく覚悟もあります。
が、旦那が田舎の会社に行くと言い張っているので、今の都会での就職も、ここで家を持つ事も出来ないでしょう。
なら、何が必要なのか？
それは自分自身にキャッシュポイントが必要だと言う事です。
自分の居住地を自分で決める事が出来るほどのキャッシュポイントをアラフォーの転勤族妻が作る事が出来るのか？
それが、アフェリエイトだと思うのです。
まだ、確かな報酬を得ていない今の段階で説得力はないかもしれませんが、転勤・引っ越しが続く中、派遣でいろいろな業種の会社で仕事をして、また、ネットで輸入転売、購入したメアドで無料オプトインオファー、アダルト、カメラ転売、靴転売、さまざまな物にチャレンジした中で、やはり王道であるアフェリエイトに確信に似た可能性を感じています。
これまでPandaも挫折の繰り返しでしたが、この負の状況こそが、エネルギーをくれています。
なので、記事を書く事も、サイトの構築で悩む事も全く苦ではない。
あとは、成功するだけ。
それが、今の状況なのです。
