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転勤族

転勤族の妻の仕事

安倍政権の政策により、女性が輝くと言う名の元で、女性の社会進出がどんどん進んでいます。

高齢化社会による社会保険料や厚生年金の不足を補うためと、人口減による労働力不足を補う目的も大いに含まれていると思いますが、女性が幸せに働き続けるにはまだまだ社会の仕組みが整ってないように感じます。

もし…、Pandaが正社員で働くとすれば…、

やはり、定住が第一条件です。

転勤族の夫が転勤する度に、異動がお願い出来るほど全国に支店を持つ大企業で、かつ理解がある会社ならともかく、現実問題は、辞めるか、単身赴任となります。

Pandaは子供が小学生に上がり、転勤での引っ越し後まだ数か月なので、今がチャンスと久しぶりにバイトに出ていますが、派遣会社の登録の際に自分の今までの仕事と職務歴を見て、3回も夫の転勤が原因で仕事を辞めている事に改めて気づきました。

もちろん、正社員ではなかったですが、普通にフルタイムで人間関係も良好で、仕事も覚えて楽しく過ごしていました。

3か所とも、転勤がなければまだまだ続けられた仕事でした。

転勤族。

たとえ、奥さんが正社員でも、ついて行かない道を選べば、単身赴任となります。

すると2重生活となり、生活費もかなり余分にかかってしまいます。

2馬力前提で日本が進んで行くのなら、転勤と言うのは企業自体が見直しをしないといけない時代なのかもしれません。

とは言っても、政府の方針も、会社の辞令にも今のところ逆らうすべがありません。

そんな中、転勤族妻でも働きやすい職種を集めてみました!

介護職

今、そしてこれから10年以上、求人が途絶えない職種ではないでしょうか。
時々、ポスティング募集のチラシがポストに入っていたりしますが、近所の介護施設の求人広告は裏に履歴書がプリントしてあり、求人の切実さを感じます。

Pandaの親戚も訪問介護のお仕事を扶養内でしていますが、訪問と訪問の間に自宅に戻ってちょっと家事が出来たり、意外と時間の自由がきいて7年くらい続けています。
ただ、土日+週に1日は休めるシフトのようですが、年末年始も関係ないようです。(勤務先の条件で変わってくるとは思います)

看護師

こちらも手に職で、強い資格です!
高時給で募集が常に出ているので、まだ若い方は資格を取っていれば一生仕事が途絶えない職です。
実際Pandaの知っている方も70代ですが、小さい病院に今も通って、生き生き働いています。

最初から期間限定の事務求人

世の中、女性進出が増えるにしたがって、結婚後も仕事を続ける女性が増えれば当然発生するのが出産、育児休暇の取得です。求人を眺めていると、半年から1年くらいの期間限定の求人は結構出ています。事務職が希望なら初めから期間限定の求人を探すと言う方法もあります。

季節労働

また、その季節だけに出ている求人に募集する方法もあります。年末年始はお歳暮、お中元の受付。球場の近くなら、公式戦の間だけの求人。2月頃からの確定申告に関する求人。パン工業の近くなら12月にはクリスマスケーキのバイト。2月と3月はバレンタインデーとホワイトデーなど、その季節だけの募集は案外多いです。

コールセンター

電話が苦手でなければ、コールセンターは常に求人が出ていますし、時間に融通がきく所が多いです。WEB系が苦手な場合は化粧品の注文受付や、春に電気会社の住所変更の受付などはクレームも少なくおすすめです。

ピッキング(品出し)や倉庫作業

品出しや倉庫作業は、すぐに覚えられる作業が多いため、単発や短期の求人も多いため、転勤の可能性があっても応募しやすいです。

日本中に支店がある飲食店

マクドナルドやモスバーガー、ケンタッキーに、くら寿司、ガストやジョリーパスタなど、日本中にある飲食店も引っ越す先に求人があれば仕事しやすいです。

転勤族の妻が働きやすい職種とは(まとめ)

結局、事務職にこだわるよりも、職種を選ばずに仕事を選んだ方が圧倒的に職を得やすいです。
ですが、看護師や薬剤師などの資格がない場合は、キャリアアップと言う方向から考えると、常にその場しのぎの働き方となってしまいます。

仕事をすると言う事を、ちょっとした家計の足しのためなのか、将来、自分がもっと社会人としてキャリアアップして行きたいのかを考えると、もし、今、自分が働かなければ生活が大変だと言う以外、将来につながる資格取得や、職種にこだわった方がいいかもしれません。

転勤族であると言う事は、多少全国に支店がある、ある程度の大きさの会社だと思うので、福利厚生もしっかりしていて、今すぐ奥さんががむしゃらに働く必要がない…と言う状況であれば、ここ数か月、月十数万円の収入よりも、未来につながるような勉強をするチャンスでもあります。

そして、その第一歩は早ければ早いほどいいと思います。

Pandaは古い価値観の名残を何の疑問も持たずに受け入れ、旦那が目指す物が実現出来たらと、それを支える事が仕事だと思っていました。

こう書くと、古風な人のようですが、転勤も悪い所ばかりではなく、転勤があったあからこそ暮らせる土地や、出会った人と楽しい時間を共有し、趣味も楽しみ、やりたい事をやって生きていました。

ただ、時代は変化し、共働きが当然の世間の風潮もありますが、実際、ある程度の高給でも、物価は上がり、税金は増え、ひと昔前の同じ額の手取りとは意味合いが違っています。

いざ、仕事をしよう!と思った時に、今、二十歳の子がする仕事も、一回り以上上のPandaがする仕事も全く給与が同じで、それが、きっと5年後も、10年後も変わらないと言う事実に気づいたのです。

繰り返しますが、これから共働きが普通に世の中がなってくる中で、転勤と言う企業の制度は見直しが必要となってくるでしょう。

ですが、まだまだ10年単位ですぐになくなる制度ではなさそうです。

今、30代の方が10年後、40代になって、子育ても少し楽になって来た時に、自分がどうなっていたいか。

ぜひ、少しでいいから考えてみて下さい。

また、40代の方も、まだまだチャンスはあります!

Pandaはこれまで60前後の女性で正社員で採用されている方とお仕事をした事がありますし、これから期間限定でお仕事する上司の方も、家事大好きな優しい方ですが、短時間の主婦パートから引き抜かれている方です。

転勤族の妻は本当に仕事をするのは大変ですが、それでも、それで疲弊しきるのは悔しい気がします。

この記事を書いていて、結局、Pandaが出会った方々も転勤のおかげでしか出会えなかった人たちなんだな…と思いました。

とにかく、転勤族の妻で働きたいなら、

職を選ばず、お金が入ればいいのか、

もっと長い将来、自分のキャリアに繋げたいのか、

この視点から、職を探すか、資格を取るのかを考えてみて下さい。

しんどいだけでおわりたくないですね!